1ブロックで、エピソードは1つまで

取り立てて難しいことを書いているわけでもないのに、
なぜかスラスラと頭に入ってこない文章というものを読んだことありませんか?

自分史を作成するうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

使っている言葉も難しくないし、専門知識もいらない話なのに、なぜか頭に入っていかない文章。

この場合のほとんどが、1ブロックにエピソードが2つ以上入っているのが原因だ。

例えば、目玉焼きの作り方というコラムを書くとしよう。
もちろん、[目玉焼きの作り方・手順」を書くことになるのだが、ここで豆知識として両面焼きと片面焼きについて触れ始めたらどうなるだろうか?

どっちがおいしいか、それは好みによるだろう。
どっちが標準か? それは育った環境にもよるだろう。
そして、黄身部分が半熟がよいのか、しっかり火が通った方が良いのか?

つまり、目玉焼きの作り方のパターンに触れると、目玉焼きの好みや種類についてのコラムに脱線する恐れがあるのだ。

1ブロックにエピソードが2つ以上入るときは、見出しを付けて単純化する習慣を付けよう。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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