構造化された文書とは

あまり聞き慣れない言葉だと思いますが、構造化された文書というものがあります。
長い文書を書く際に、お手本となるもののほとんどが、構造化された文書です。

自分史を作成するうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。

文書には階層があります。章節項というものがそれです。
章の中に節があり、その節の中に項があるのです。
いわば、文章の固まりみたいなものです。

いちばん小さな固まりが、1つの文章。
それがいくつか固まった、一つ上の階層が段落。
その上が、項だったりします。

階層が4段階までであれば、章節項と段落ですむのですが、もっと深い構造を持つ文書もあります。
その場合は、名前はわかりません。

この階層を意識して文章を書いていくと、何がよいのかというと、バランスが良くなるのです。

ある章になると、やたら詳しいのだが、ある章になると、上っ面だけしか書いていないと言う弊害をなくすことができるのです。

また、段落という最小の固まりを意識することで、「1つのブロックに1つのエピソード」というテクニックを実現することができます。
「1つのブロックに1つのエピソード」については、また明日。

チョイ上の自分史わたし本なら文研ビズ

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