箸にも棒にもかからない文章というものがあります。日本語が並んでいるだけの、何も得るものがない文章です。
誰もが知っている、誰もが思っている、ただそれだけが続く文章です。
自分史を作成するうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか？
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを１つずつ紹介していきます。
独自の見解を述べているようなのに、面白くない文章があります。
誰かが言っていた主張の焼き直しに思えたり、説得力のない文章です。
著者が独自に思いついたことでも、同じコトを別な人が先に発表していたら、焼き直しまたはパクリとなってしまうのです。
説得力のない文章とは、結論（主張）を述べるだけで、その根拠または結論に至るまでの論理的な流れが説明されていない文章です。
このような文章を書かないためには、身近な人に読んでもらうことがいちばんです。