原稿を手書きする場合とパソコンで入力する場合の決定的な違いがある。
自分史を作成するうえで、文章作成はメインの作業です。
うまい文章やわかりやすい文章は、文才に恵まれた人だけの特権だと思っていませんか?
もちろん文才に恵まれた人は、うまい文章やわかりやすい文章を書くことができます。
でも、特に文才がなくたって、十分にうまい文章やわかりやすい文章を書くことはできるんです。
ここでは、そのちょっとしたコツを1つずつ紹介していきます。
手書きの方が優れている点もある。
それは、書き始めると考えがぶれないところだ。
逆に言えば、手書きの弱点でもある。
書き始めてから、構成を変更すると、最初からやり直しくらいの手間がかかるということだ。
だから、手書きの場合は「いきなり書き始めてはいけない」ということになる。
もちろん、構成を練ってから書くのは当たり前だが、次のようなやり方がある。
1/
見出しをどんどん書いていく。
本文は書かずに見出しだけをとりあえず最後まで書いていく。
2/
見出しを見て、本文をスラスラ書けるものから書いていく。
順番はまったく気にしない。
3/
まだ書いていない本文は、書きやすいものから書いていく。
★
書いている途中で、記載順を変更したくなったら、変更する。
これがパソコンでの原稿の書き方だ。